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最新記事【2012年09月24日】

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抗がん剤による副作用のひとつに味覚障害があります。
抗がん剤による味覚障害は、どのような場合に起こるのか説明します。

抗がん剤による味覚障害は、抗がん剤治療を受けた患者の6割に起こると言われています。
しかし、抗がん剤による味覚障害はほとんどが自然に回復すると言われており、
治療終了から3週間ほどで味覚が戻ってくるケースがほとんどです。

一般の味覚障害とは違い、がん治療中に起こる味覚障害は、治療や薬剤の影響が原因のため、
予防することは困難です。
治療中は食欲もなくなり、吐き気や嘔吐などの症状も現れます。
そのため、味覚障害に対する対処療法や、家族よるケアが必要となります。
また、食事内容を工夫することも大切です。

【抗がん剤による味覚障害への対処】
・亜鉛を多く摂る
・食事を食べやすいものにする
・バランスの良い食生活を心がける
・香りで食欲を刺激する

抗がん剤による味覚障害は、抗がん剤により亜鉛の吸収が妨げられている事が考えられます。
医師と相談し、亜鉛の亜鉛の吸収を妨げられている抗がん剤を減らしてもらったり、
亜鉛が含まれる薬剤やサプリメントで、亜鉛を摂取するようにします。

また、家族や友人と食事内容を共有することも大切です。
食事内容を変えたことによる症状の変化を知ることは、患者の心理的負担を減らすことにも繋がります。

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