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最新記事【2012年10月10日】

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抗がん剤治療の患者に共通する吐き気についての心配とその対策についてご紹介します。

「抗がん剤の副作用と戦う前に!!そのメカニズムを知る。」のページでは抗がん剤による吐き気・嘔吐のメカニズムをご紹介しました。
吐き気は、抗がん剤の作用により作られたセロトニンという物質によって嘔吐中枢を刺激されるために起こります。
すべての抗がん剤に吐き気を起こす副作用があるというわけではなく、人によって吐き気・嘔吐症状の有無や程度は違うので、抗がん剤を飲んだら吐き気や・嘔吐が必ず現れるというイメージを持たないよう心がけましょう。
吐き気や嘔吐のパターンを知り、それに沿った対応策を行うなど、吐き気や嘔吐と上手く付き合っていくことが大切です。

吐き気・嘔吐の対策

吐き気止めを飲む

食事の1時間前に吐き気止めを飲みます。 点滴によって制吐剤(吐き気止め)を入れる場合もあります。

食前にうがいをする

食前に冷水やレモン水、お茶などでうがいをすることは吐き気予防に有効です。 嘔吐した場合もうがいをするとさっぱりします。 レモンや梅などの飴やガムは唾液の分泌を促し、食欲が増す効果があるとされています。

水分を取る

吐き気がある場合でもできるだけ水分はとるようにしましょう。 無理をして食事をするこはせず、食べらるそうなときに食べたいものを少量ずつ食べるなど、ゆとりを持つことが大切です。

抗がん剤を知る!!【がんに打ち勝つために】

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